勤め先や村の年度末に向けて、忙しくて撮りに行けていないこの頃。
部屋シャッターや手入れでの気分転換が続いています。
さぁ、磨いてあげようと、Nikon F2 を手にして思ったんです、『FT3 が嫁入りしてからはたったひとりのシルバー族。寂しそうだなぁ、仲間を探してやろう!』
3分後には、いつもの彼に『FTN の出物はない?』と連絡してみたのですが、『ありませ〜ん』の軽い調子の一言。
さらにその3分後、ネットで中古を探しているアタシがいました。
【願いは叶う】の魔法はまだ残っていたようで、見つかりました。
写真で見る限りは外観もまずまず。もちろん整備済み。値段も想定内。
即、オーダーしました。
さてさて…
FT3 を使っていたのに、なぜ、FTN かというと、いちばん Nikomat らしい Nikomat は FTN とずっと思っていたから。FT3 はあの時代のあっという間に消えていった Nikon 普及機の非運な完成形。FTN はそこへたどり着く過程での、いちばん情熱の込められたカメラって位置づけなんですね、アタシの中では。
情熱のカメラが手に入るとなると、50mm 好きのアタシは当然 FTN 常用となるであろう 50mm が欲しくなる。NIKKOR-H Auto 50mm f/2 は持っているので NIKKOR-S Auto 50mm f/2 を求めてネットの旅へ。
1959年6月に【Nikon F】のはじめての標準レンズとして世に出たレンズ。NIKKOR-S でも今は f/1.4 に人気集中。f/2 を探すなんて人はそうはいないんじゃないかな…。
NIKKOR-S f/1.4 のフワっとした写りというより、NIKKOR-H Auto 50mm f/2 の芯がキリッとした写りに近いと聞いたので、こいつに白羽の矢を立てた訳です。
で、ありました。これまた状態がとてもよろしい。シリアルナンバーからすると後期生産品のようです。値段も覚悟していたよりかなり安かった。
どちらも明日か明後日には届く予定。楽しみです。
…でも、試し撮りに行く時間があるのか?
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